アニメの話とかするよ
とりあえず今期の中途報告的なあれ。昨日友達と今期アニメについてしゃべってたもんだから書きたまってきちゃった。
結局アニメで切った番組はなかったなぁ。ドラマだとズボラ飯とトトリがちょっと溜まってるけど。
『リトルバスターズ』
真人の声が聞き苦しい……今のところ、感想は変わらないですね。
作画が綺麗なだけになぁ、こってりしすぎてて原作はいいわ、ってなっちゃうよなぁ。原作のほうが格段に面白い、というのはいろいろなところで聞くのだけれど。
『マギ』
面白いけど、どっちかっていうと漫画の方が面白そうなんだよなぁ。
毎週凄い楽しみで安心して見れます。
『ソードアート・オンライン』
「ネットでも礼儀正しくしなきゃだめよ」と言っていたキリトさんがその回に化け物に変身してオーヴァーキルしてる！ ダブスタ超かっけぇ！
まあ内容についてはもう諦めかけている。妖精の国編に入ってからはわりかし面白かったんだけどなぁ。
それよりですよ。ヨルコ役でご出演なさっていた山本希望さん、もう出番ないだろうなーと思っていたら最新話でアナウンス役で声が！ 声を聞いた瞬間わなわなとふるえましたわ。ＳＡＯ見ていて本当に良かったと思える瞬間でした。アバンしか出番なかったけど！
『聖闘士星矢Ω』
面白いです。
『宇宙兄弟』
最近ちょっち引き延ばし感がすごい具合だけど、この後の展開がやばい、という話を聞くので楽しみに見ております。
『スマイルプリキュア!』
自分たちと敵対する意見を説教で頭ごなしに否定しておいて「みんな笑顔でウルトラハッピー！」笑いが止まらない。ラスト付近では敵幹部もどうせ改心するか殺すかなんだろう。「我々の味方になれば幸福」という宗教じみた邪悪な同調圧力。本当に奥深いテーマだ。
『アイカツ！』
これ、ひょっとしたらどんどん面白くなってくんじゃないのか……？
『トータル・イクリプス』
総集編、一回目のほうが面白かったのになんで２０話の前のやつはああなっちゃったんだ……
しかしまあ悪くはないですね。戦闘がかっこいいという点においては。人間キャラは目に入ってこない。
『ガールズ&パンツァー』
こういう女の子がスポ根ノリで空戦とか艦隊戦するアニメ作ってくれよ頼むから……
『超速変形ジャイロゼッター』
安定しすぎててなにもコメントできない。大人へのサービス満載な子供むけアニメって最高じゃないですか！
『ヨルムンガンド PERFECT ORDER』
いやー一期最初見たときはここまで面白くなるとは思ってなかった。ＳＲ班編とか凄いイカしてた。だが黒坂さん可愛かったのになんですぐ死んじまったんや……
『黒魔女さんが通る!!』
これも絶対原作のほうが面白いよなぁ。
『めだかボックス アブノーマル』
一期はまあ別に、って感じだったんだけど、二期入ってからかなり好きな感じになってきましたね。「壊すわけでも壊さないわけでもない」とかのみょうちきりんな屁理屈、西尾作品というよりはジャンプ漫画っぽさが強い。っていうか西尾維新作品ちゃんと読んでるわけじゃないんだけど、ルーツってジャンプ漫画にあるんじゃないかなどとぽっと思ったり。与太。
『中二病でも恋がしたい！』
本当にこれは京アニの超絶技巧映像と内田真礼の可愛さをお楽しみいただくため邪魔にならない程度の差し障りの無い会話をお楽しみ頂く番組だな……
『ダンボール戦機W』
まあ一区切りか。やっぱ子供向けアニメはクライマックスの詰めがどうも腑に落ちないことが多いなぁ。
それにしても相変わらず戦闘はかっこいいな。
『ROBOTICS;NOTES』
コナちゃんが一番可愛い。
いや、面白いですよ。今期アニメのなかじゃ個人的にかなり上位。
とはいえまあ最初のうちかなり適当に見てたから設定やキャラの行動についてが追いつけてない部分がままある。原作プレイしたいけどハードがないから、時間あるときにでも最初から見直すかなぁ。
『BTOOOM！』
いい加減俺を笑わすのはよしこさん。最近一番ホットな爆笑ポイントはサカモトとヒミコのネット上でのラブラブ描写に時間を割く時代錯誤の演出ですね。いや、いいと思うよ。ネットで知り合ったよく知らない人と現実で偶然にも再会して恋におちるって。だけどネット上でのサカモトクンの挙動がやけにウェッティなせいで女に餓えすぎ感が出て主人公の童貞くささがハンパない。端的にダサい。サカモトとヒミコの因縁についてはもう視聴者みんなわかってんだからあんなにくどい演出されても俺は気持ち悪さが際立つくらいにしか思えなかった。
そのくせ都合よく超人的な身体能力発揮するとかのアンバランスさがやばい。三角飛びって……戦術的な面で強いってのは世界ランカーだからわかるんだけどさぁ。
『絶園のテンペスト』
一回見ただけじゃ話が頭に入ってきづらい点をのぞけばすごい面白い。序盤すごいざっと見てた俺が悪いんだけど……
はかせちゃん死んでるって話をどう回収するのかってすごい気になってたんだけど、すごい良かった。それにしても真広のキャラ凄くいいな、ああいう狂ったキャラ最高。吉野はフロイライン山本とつながってるし、いっそ二人の殺し合いになる展開を渇望する。次話の予告見た感じ妹の件で仲たがい→復縁ってなるかもだけど。
また最初から見直そうか、それとも原作読むか……
『PSYCHO-PASS』
最新話は面白かったけど、ギノたんのヌケサクっぷりはどうにかならないのかねぇ……友人連にはよく言ったけれど、外部と連絡していた無抵抗の犯人を警告なしに射殺しといて「誰と話していたんだ……」ですからね。ドジっ子萌え。
三話で事件全然解決してないじゃんこれ！ っていうもやっと感と、五話でのギノたんのヌケサクっぷりから「これは犯罪係数で犯人を検挙するから建前上犯罪者は存在しないという社会だから、バックボーンの捜査には人を裂かないのか」と思ってたんですが、六話で三話の犯人の事情聴取していて失笑。ギノの無策さが際立つ。
ってのもまあ、ドミネイターとかいう操作性最悪の糞アーキテクトが抹殺モードとパラライズモードの切り替えがきかないせいだとも思ったんだけど、七話の咬噛さんの発言を見るに全幅の信頼寄せてるっぽいんだよなぁ。
このあたりが設定の不備なのかそれともミスリードなのかわかんなくてすごいもやっとする。
『Ｋ』
面白くなってきたよん。飛行船に潜入ってすごいわくわくするじゃないですかー。
もうほんと三話までのよくわかんない展開はいったいなんだったのか……
しかし山本希望さんはもう出番ないんですかね。学園を出す必要性、くくりを出す以外もうあんまないもんね。
『武装神姫』
四話からめちゃくちゃ面白くなってきやがった。戦コレほど突き抜けてはいないにしろ、（いやフェティシズム的な部分ではそりゃあもう夢で見た夜明けへ突き抜けてるんだけどね）近いものを感じる。どっちもコナミアニメだしね。
長寿アニメの「好き放題できるようになってスタッフが発狂した」感と「まだキャラがそこまで固まりきってない」感の奇跡のケミストリーというか。
あとはＭＳＧのInto the Arenaみたいな戦闘ＢＧＭが最高。
『ひだまりスケッチ×ハニカム』
あんまりちゃんと見てないけど妙な安心感がある。
『新世界より』
小説先に読んでいてよかったなーという気分。とはいえ文庫でいうと中巻の山場にあたるエピソードはそこまで好きじゃないので今やってる話はちょっち見ててもあんま楽しくない。好みの問題だけど。
映像化不可能と言われた作品だそうで、確かに設定描写などの面で映像にするうえで表現しづらいところはあるんだけれど、構成を凝らすことでかなり美味い具合に作品として成立させていると思う。特に設定描写＆伏線パレードでほぼ序盤だからという惰性とリーダビリティで読ませていた部分をばっさり流したあたりなんかは英断だと思うけれど、それはしょせん原作を知った上での意見であって、原作を読んでない人がアニメだけ見てどう感じるかが凄く気になる。
まあ原作も、あまり面白くない部分に神の視点の一文が入って無理やり読ませられちゃうっていう反則スレスレをやっちゃってて若干寒い部分あるんだけどね。作者にそういう意図があるかは知らないけど神の視点の順当な用法を考えるとそうなのかな、と。
『ジョジョの奇妙な冒険』
これはこれでいいと思うよ、三部のＯＶＡを最近見たんだけれども、ああいうじっくり間を描く風な解釈をはじめ、ジョジョって映像化するのにいろんな解釈が可能な作品で、そこをあえて原作のテンションだとかばかばかしさみたいな部分を忠実に映像化したという点が最大の評価軸だと思う。
そりゃあね、いろいろ不満な部分はありますよ映像作品として。原作の不備を特に補うわけでもなく、むしろ作品愛でのパワープレイというかね、見ててつらいと思う部分は当然ある。でもあのＢ級感、きっと当時アニメ化されたらこういうスピード感は出来なかったんじゃないかと思うのよ。週刊連載だし。
そういう意味じゃこの熱い物語の熱を損なわずにアニメ化して良かったと思ってる。
『特命戦隊ゴーバスターズ』
エスケープさんずっときぐるみになるのかと思ったらそんなことなくて安心した。
悪役の魅力抜群でいいよなぁ。ほんと面白い。
『仮面ライダーウィザード』
やっぱり俺はフォーゼのほうが好きだったんや……はやいとこアルティメイタムを見るんや……
『パーフェクト・ブルー』
社会派推理ものってやつになるのかね。安定して面白いですが、なんだろう、俺がこういうドラマをちゃんと見始めたの結構最近で、この作品は瀧本美織が可愛いから視聴継続するつもりなんだけど、こういうドラマにすぐ飽きがきちゃいそうな気がしないでもない。粗製乱造というかさぁ、いや、品質的に粗製ではないんだけど、こういうの多いじゃん。
『花のズボラ飯』
これはちょっと最新話まだ見れてないっていうかあんま見る気もしない……
最初は悪くないと思ったんですけどね。もともとメディアミックスにおけるコレジャナイ感とか気にしないタチだし。多分舵を切った方向が好みじゃなかったんだろうなーと思ったけどよく考えたらズボラ飯については原作もそんな好きじゃなかった。解散。
『孤独のグルメSeason2』
これは本当に良い。最初のうちは、原作を意識してか、松重さんの演技がちょっと硬めかな、って思うことはあって、それはそれで良かったんだけど回を重ねるごとに松重さんがのびのびしていくというか、どんどん原作のゴローと乖離していって。そうやって次第に松重ゴローみたいなのが完成していくようで、そうして出来上がった役が、見ていて本当に心地いい。
最近タンブラでまわってきた松重さんのインタビュー記事を読んだんですが、飯を食うときは演技してないそうですね。なんでも朝から飯を食べずに腹をすかせて、午後遅くになる食事シーンの収録に挑む、と。そうしてはじめて、あの無邪気な笑顔が見られるそうで。そうやって生の表情をサジェストしているわけだけれども、そこにいるのは松重豊でありながらきちんと井之頭五郎という人格となっている。本当にハマり役だと思います。
このドラマ、話の作り自体もかなり盛り上がりを意識していると思われますね。あくまでたんぱくに平坦に動く原作との大きな違いがそこなんだけれども、それが松重さんの本当に美味そうに箸を口に運ぶ絵に見事にハマる。二期から使われだしたあのＢＧＭが絡まると、これはもうずるい、と言いたくなる。
三期と言わず、長寿レギュラー化しないかなぁ。隔週とかでもいいから、常に一定のリズムで、彼の食べる光景を刻みつけていたい。
『毒＜ポイズン＞』
木曜ミステリーシアターはいつも楽しみにしてるんですが、設定が、前回のＶＩＳＩＯＮに続き好みではないなぁ。まあＶＩＳＩＯＮは終盤でだいぶ化けたしこの作品もそうあれかし。
とはいえ設定が好みでない、というだけで物語自体は毎回楽しんでますね。人間ドラマに加えてよかれと思って毒を盛ったのがことごとく裏目に出るかわいそうな登場人物たち。
警察が絡んでこないほうが面白いんですが、原作がひょっとしてそうで、ドラマ用に終盤の盛り上がりを作るために出してるとかそういう感じなのかな。だったら原作のほうが好みっぽいけど赤川次郎作品はどうも読む気がしないのが……
しかし毒物持ってるだけの単なる被疑者が警察署に現れたからって、数人の警官で囲んで拳銃突きつけてってのはギャグでやってるのか。人間ドラマ以外の面が面白くなってくれる気配がしねぇ。
『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』
面白いんだけど、しかしびっくりするほど何も残らないな。ギャグなんてそんなもので過度な期待をするほうがお角違いというものではあるけれど。
『実験刑事トトリ』
タイバニの監督の作品ということで二話まで見たけど、別に面白くなかったな……推理自体は面白いしキャラもいいんだけど、実験、というテーマを押し出している割に実験してない点が気になる。なんだろ、もっと推理の肝になる部分に実験を持ってきて欲しかったんだけどそれやるとクライマックス前にトリックがわかっちゃうとかそういう配慮なのかなぁ。二話なんか後出しで「おうちで再現して実験してました！」だったもんね。だとしたら俺はあまり好みじゃない。
キャラクタも、それが動いているというだけで、物語自体にあんま生きてないしねぇ。トリックじゃなくて推理後の犯人に説教する部分に実験要素をもってきてくれるとかだったら設定が凄く生きたと思うんだけど、二話までの時点で被害者の心理もただ推理してるだけで実験刑事である必然性があまり見えない。
そういえば、最近伊丹十三の映画『タンポポ』を見たのだけれども、あの映画史に残る（というかゴールデンに放送されて全国のお茶の間を凍りつかせた）名シーン、乳首に砂糖とレモン汁塗りたくられて吸われてた人が二話で殺されてましたね。気づきたくなかったわ。
