今期アニメとドラマ
頭が拙いもんでどっかに書いておかなくちゃ何を見たかすら忘れちまうよな。ということで。見たもの全部記録しておけたらいいんだけどこうやる気が出たときっきゃできないのよな。
まだ最終回全部でそろってないけどとりあえず。
『氷菓』
クドリャフカの順番のあたりのエピソードが一番面白かったです。あとは楽しく見たけど、別に、そんなに。
田舎住みの人で「都会の人はあの閉塞感がわからないのか」みたいな意見を見たんですが、田舎の閉塞感をとってももっと巧い作品って山ほどあるんじゃないの、と思ってしまいました。まあ田舎住んだこともなければ祖父母が両方関東在住なもので「田舎の人に感傷を与える田舎感」と「都会の人間に感傷を与える田舎感」のズレはあるんだろうなとは思いますが。(つまりは「うすっぺらなシティーボーイの自分はあの閉塞感がわからない」という結論に落ち着く)
確かに自分は田舎についてはある程度の憧れみたいなのはありつつ、また「田舎のわずらわしさ」みたいな話は聞きあきていて(だって田舎から出てきた人ってみんな口をそろえてそればっかり言うんだもん)むしろそのわずらわしさに救われる部分もあるんじゃないか、そういうところが見たい、と思ってしまいますね。
田舎の閉塞感がテーマだったというのなら、折木の姉みたいな、世界を飛び回る役どころがせっかくいてくれるんだから話にもう少し絡めてなんらかの対比構造にもってってくれたほうが好みだったかな、くらい。
まあ古典部のラブコメ+推理として見ていた面が強く、それで充分たのしめたので、そのあたりは特段瑕疵と思ったわけでもないですが。
『織田信奈の野望』
見る前は「まあ軽い歴史の勉強にでもいいかね」くらいに気持ちだったんですが、案外面白かった。案外なんてイマイチな評価なのは、単にキャラが俺の好みじゃないだけで、作劇はだいぶレベル高かったんじゃないか。
とはいえ主人公は最後まで好きになれなかったなぁ。対象的に評価が大きく変わったのは光秀。あんなに可愛くなるとは。一般教養として信奈の最大の敵になる、という先入観があるから先にウザめのキャラとして出しといてああいう落とし方、って狙ってやったんですかね。多分そうだろうな。そうだといいな。
『人類は衰退しました』
原作未読なので、時系列シャッフルしないで見せてくれたほうが良かったなぁ。
面白かった話もあり、そうでなかった話もあり。しかし戯画化する手腕も言語感覚もすごいなぁ。どこまでがロミオ節でどこからがアニメ製作側の感性なんだろ。ちょっと読みたくなりました。(でも多分読まない)
『TARITARI』
俺は結構楽しんだんですが批判は多いようで、その批判もわりかしわかってしまう。曰く人生ナメすぎだの、遊びでちゃらちゃらやってるくせに説教だけは一人前だの。
まあそうなのだろうな、見てる中で俺は気にならなかったけど。
ああいう空気感は全然嫌いじゃないので楽しく見はしたけど、そこまで毎度楽しみだった作品かというと全然そんなことなく。ああいう青春群像劇ってどかっと腰を据えてみるというよりは、未熟な登場人物が未熟な解決を模索する。大人や、人間の優しさがあって実際に解決に向かう。それさえあればいいんだよね。
『輪廻のラグランジェ』
一期のほうが楽しんでみてたなぁ……キャラは好きです。
『トータル・イクリプス』
作画酷かったら笑いはするが本質的にはどうでもいい厨なので面白いですよ。キャラの行動理念とかはもう少し丁寧に書いてくれよというのは思わないでもないけれど、話とその構造自体はよくできてると思います。しかし原作小説のほうが面白いんだろうなとは思う。
『ゆるゆり♪♪』
一期より楽しかったかな。しかしこういう作品については、正直、あまり語る口は持たない。というか何を語ればいいのかわからないな。
『超訳百人一首 うた恋ひ』
百人一首の超訳ということでオムニバス形式で一つの和歌にまつわるエピソードを(でっちあげて)描いた作品。
スイーツ向けアニメなんて揶揄されますが面白かったですよ。EDは好きじゃないけどOPは良かったし。
最終回も語り部を主人公に据えるって王道展開だけど、抜群にキマってた。あとゲストキャラでのぞふぃすが出てたのも良かったっすね。
『あらしのよるに ひみつのともだち』
22話からようやく話が動きだしまして。まだ最終回見てないんですが良いですね、しかし1クールで充分だったのかというのはずっと思う。
あとバリーさんとギロさんの声が両方ヤマちゃんなのが気になったですな。高いレベルで演じ分けられてるんだけど、ヤマちゃんの声のキャラ、という認識のしかたをしているのでよくごっちゃになる。あの二匹のキャラの位置づけもかなり近いですしね。
メイが女性になっていた点についてとか色々言いたいことはあるけど、これについては過去記事に詳細に書いてるので割愛。
『しろくまカフェ』
ほぼ垂れ流しててろくに見てないですが、これ見てたおかげでじょしらくでネタにされてたときすぐわかったのは良かった。ありがとう。
『ダンボール戦機W』
カズがドッグファイトは云々って言いながら正面から敵を撃ち殺してたとこしか覚えてない。
しかしよく戦闘以外は糞と言われてるけれど、子供向けアニメとしてかなりよくできてると思うけどなぁ。子供の頃こういうアニメ好きだったよ、俺。
『VISION 殺しが見える女』
序盤はすげーつまんねーと思って見てましたが、終盤良くなっていった。最終回、明日ですね。割と楽しみ。
『戦国コレクション』
終わるの淋しいな……永遠に続いて行くような感じのある作品だってのに……
『じょしらく』
じょしらくについてはいくら語っても語り足りないので割愛。愛してます。
『アクセルワールド』
序盤すげーおもしれーと思って見てたけど終盤の展開の遅さがなぁ……とはいえとても楽しく見ました。ダン戦のとこでも書いたけど、子供の頃こういうアニメ好きだったよ。
しかしちゆさんは農民星人をあとすこしで倒せるってとこで必殺技使ったの、あれハルがもう一歩で倒しちゃいそうで焦って自分の見せ場作ったように見えちゃってね……いや、翼のないシルバークロウの技の威力では削りきれるかわからないから万全を期したって見方があるのはわかるんだけど、もうちょっと上手な見せ方なかったかなとかは思わないでもない。
『カンピオーネ!〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜』
こちらは序盤流し見してたけど、終盤で面白くなってきましたね。しかし面白いなと思い始めたあたりで最終回。(多分、次回)
原作はもっと暗い雰囲気だそうで、そっちのほうが面白いっぽい。アニメは展開はやすぎたものね。
『ココロコネクト』
おこる事件と登場人物の言動がグロすぎてちょっとついていきづらい。話は、多分、面白いのだろうけれど、見てて胃がキリキリしてくる……
作曲家とかドッキリとかはどうでもいいです。あくまで作品に対する意見です。
『ソードアートオンライン』
見る前はそんな期待してなかったけど案外面白いですな。とはいえキリトがソロでやってた頃の話のほうが好きだな。クラン全滅する話とか、ロリとねんごろになる話とか、鍛冶屋といい感じになる話。
圏内事件(だっけ?)はのぞふぃすが出てたからとても面白かったです。
『マジすか学園3』
終盤にむけて面白くなってきた。これも次で最終回かな。序盤はキャラが多いくせにあまりキャラだちがはっきりしてないことや、強敵感のあるキャラがちゃんと出てきてなくて、いまいち話にのめりこめなかった。でもハブとマングースの決闘のあたりからすごく面白くなりましたね。敵対していた組織が協力体制でプリズンに挑むってのは、王道なんだけど、やっぱ熱い。
『機動戦士ガンダムAGE』
なにを語っても泥沼っぽいからスルー。
『聖闘士星矢Ω』
安定して面白いですねー。今、中盤の佳境っぽい?
『宇宙兄弟』
こちらも安定して面白い。何話くらいまでやるんだろ。きちんと二人が宇宙に行って、それで終りにして欲しいもんだが……
アニメでは、原作にあるような大人向けの描写は削られてるらしいんだけど、そんなこと言われると原作気になってきちゃうじゃん。
『特命戦隊ゴーバスターズ』
メサイア編、たいへんおもしろうございました。29話と30話の展開が神すぎてあそこのDVDだけポチっちゃいそうだわ。
31話でギャバンが出ましたがあれもいいですね。ギャバンタイプGは中の人の声の演技がちょっと軽い感じで、そこがまだそんなに好きにはなれてないんですが、コンバットスーツを蒸着して戦う姿は涙腺が緩みそうになった。
『仮面ライダーフォーゼ』『仮面ライダーウィザード』
フォーゼがラスト二話の急展開をヌキにしたら、すごい良かった。フォーゼの空気が好きすぎたのでまださみしいなー、って気持ちはあるけど、ウィザードも楽しいです。ヒロイン二人ともフォーゼのときよりタイプ。
『スマイルプリキュア』
ここのところあんま面白くないなぁと思って見てます。
『宇宙刑事ギャバン』
ニコニコで配信がはじまったので見てます。ちゃんと頭から全部見てはいなかったので、とてもうれしい。アクションが凄まじいし、展開はやすぎるけど見てて楽しいですね。こりゃメタルヒーローも流行るわけだわ。