４月２７日（金）

　１．
　あと少しである。明日は出かけるのであまり余裕はないが、ここらで一応の区切りはつけられるだろう。あとは十回は読み返して、冷静な判断もつかない脳のまま印刷をして郵便局に持っていけば完了だ。
　やはり執筆に関しては眠くなってからが本領か。理知的な思考が鳴りを潜める頃合いに普段なら思いつかないような表現が生まれてくると、霊的な何かを疑いたくなる。眠りは麻薬だとYOSHIKIも表現している。なればぼくが見ているものは禁断症状の幻覚か。どんと来い。果てる準備はとうにできた。

　２．
　最近、作業中ずっとEaglesのベスト版を聴いている。新譜でもなんでもなければとっくに語りつくされている曲ばかりでぼくが今更書くべきこともないが、これを聴いていると能率が上がる感覚がするのはプラシーボにしても悪いことではあるまい。
　パソコンのＣＤドライブが故障して新しい音楽を聴くに聴けないのはさびしい限りだが、ＷＭＰに入ったままになっている聴きこんでいない音源を聴く再発見があるのは楽しい。作業中は能率の上がるものをかけなければならないので、こちらも色々区切りがついたら掘り下げてみよう。
　とにかくDisc Unionで豪遊がしたい。狸の皮を数えてばかりで欲は付きない。

　３．
　昨日のめだかボックスの項に書こうと思っていたが、アニメの感想に声優評をだらだら書いてもなと別項に入れようと思っていたのを昨日載せ忘れていた。

　個人的に浪川大輔のハマり役はアナキン・スカイウォーカーと石川五右衛門だと思っているが、『めだボ』の阿久根先輩のようにナルシストな演技も良い。ただ高い声でなよなよした演技をする時はもっと頑張って欲しい。ヘタレらしい声を演じさせるなら『Fate/zero』のウェーバーのくらいがちょうど良いのだが。

　４．
『ＡＫＢ００４８』のトレイラーを観た。内容的にも好みのド直球で攻めてきているし、キャストも豪華で極めつけはもともとＡＫＢは嫌いではないから必ず観る。
　特にもともとアニメ声で、ドラマで観ている限りでもアニメ映えしそうだと思っていた渡辺麻友の演技が楽しみだ。

　５．
　観たもの。

『つり球』３話
　好みではない。今無理に追わずとも、時間が有り余っている時に気がむいたら見る、という具合でいい気がしてきた。劣化とまでは言わないがフリクリで見たような演出や構造が目について、これだったらフリクリを見た方がいいという気分になる。

『戦国コレクション』４話
　神回じゃないですか！　神回じゃないですか！
　話の展開は全然ないが、今回から話が滑りだしそうな予感があった。ずっとオムニバス形式でいっても良いが、どちらにせよ楽しめそうだと確信した。

『さんかれあ』４話
　出オチかと思いきやかなり良い。こんだけ可愛ければゾンビでもよかろう。

『あっちこっち』４話
　のろけアニメ。暇潰しにちょうど良い。
　雪合戦の話と言い今回の缶けりと言い、ああいうガジェットを駆使した遊びの話をやったら楽しいと思う。出来はともかくとしてああいったエピソードが一番面白い。

『坂道のアポロン』３話
　相変わらず良い。速い展開で片づけにかかってるということは、恋愛要素はこの作品の主題ではないということなのだろう。もしくはここからもっとブルータルでエキセントリックになってくるか。
　個人的には恋愛よりも音楽を通して成長していく姿が欲しいところだが。

『たぶらかし』４話
　同じ木曜ミステリーシアター枠の『秘密諜報員エリカ』に近い路線で悪くないんだけど、主演女優が毎回違う格好をするっていうウマ味があんまりないよなぁ。その分シナリオや演出が凝っていて見応えはある。なによりワンアイデアが秀逸なので、どうせなら一時間枠で観たかったと思いつつ。