5月3日(木)
1.
久しぶりに読書に一日費やした。『エスケヱプ・スピヰド』面白かった。
自身も文章を書くにつれ、読解の技量が上がっているような錯覚がある。この調子でいけばさすらいさんほどの量も夢ではあるまい。あるまい。あるまい。
2.
観たもの。
『あらしのよるに』5話
ツバメによって秘密が明るみにされまいと、立場上の問題から友情を否定する政治行為にでるメイ。理解を促すため説得するガブ。この作品のもう一つのテーマが見えたような気がする。
この作品のテーマとして信用する者と信用にこたえようとする者という構造がある。前者がメイで後者がガブだ。ガブは、メイをエサとして見ることがありながらもメイとの友情を第一に考えている様子がよくうかがえる。対してメイは何を考えているのかという描写が希薄であり、いっそなにも考えていない≒純粋という描かれ方をしているのだと思っていた。
しかし今回のエピソードで、メイは嘘でツバメを丸めこもうとした。ツバメの発言に感情的になる場面もありはしたが、ツバメを騙そうとした事実は違いない。これとは別にガブが誠意を持って説得にのぞんだことは示唆的である。二人の絆をツバメが理解するという結末に落ち着きはしたが、メイの態度には疑問を持たざるをえなかった。
信用することは防衛手段である。害意がないことを提示することで、相手の害意をそぐという効果が期待できる。メイにとってはそのような意図で接したわけではないと思っていたが、案外、ないこともないのかもしれないという邪推がはたらく。
奇妙な後味の回だった。
『めだかボックス』5話
ああ、今回今までで一番面白かった。
『LUPIN the Third 峰不二子という女』5話
相変わらず面白いし、キャラやせりふ回しがカッコよすぎる。
ルパン一味の集合はあるんだろうか。この空気だったらむしろ、三人ともライバル的存在でやむなく協力してしまうという展開でいった方がいいように思う。
『しろくまカフェ』5話
特に書くことはないかな。