5月29日(火)

 1.
 昨日更新しようと思って寝ちゃった。
 いよいよ、更新の頻度が減ってきて危機感が募る具合になってきた。別段、強制されているわけでも自分に何かを課しているわけでもないのだから、気楽にやればいいものだが、あまり肩の力を抜きすぎるとなにもしなくなる悪い癖だ。
 存在意義と言っていいアニメの感想も雑になる日が目立ってきて、端的に良くないと思う。ここに書いたことで意識があらたまればいいが。

 2.
 仮免許の効果測定に受かった。あとはみきわめをクリアしたら修了検定ともう一度学科を受ければ仮免許だ! というところまできたが、嬉しいことがなにもない。気分が優れない。運転技術がまだまだ未熟で、(実車に11時間しか乗っていないのだから当然ではあるが)こんなていたらくで路上にでろと言われても気分が悪くてしかたない。
 特にとても思いこみの激しい指導員がいるので二度と会いたくない。最短であと20時間乗らなければならない。はやく片づけて一日中好きなことをして暮らしたいものだ。

 3.
 最近、ギターを弾かないでゲームしている。それはいいのだが、趣味を趣味としてきちんと継続できているものが、映像の鑑賞くらいしかない。
 読書、ゲーム、音楽鑑賞、ギター、映像(アニメ、ドラマ、映画)鑑賞、執筆、筋トレ、料理と、さすがにこの年になると好きなこととある程度やってることが固まったが、全部やるには一日が足りない。
 それに固まった、とは言うものの先述の時間の制約により無理に型にはめただけという気もする。だって車の運転も免許をとったら趣味にしたいし、高校時代までやっていた絵もまた書きたいものではある。金さえ許せばDTMにも手を出したいし、そのためにはキーボードも練習したい。全部が全部ハンパ者なのでどれか一つくらい極めてみろよとの声が聞こえるが、好きなものは好きだからしかたない。
 とりあえず併行できる映像鑑賞と、ギターの練習・筋トレあたりは継続することにして、他はフレキシブルにという具合か。現状となんもかわらねぇ。ゲームと料理は気がむいたらとしておいて読書と執筆にも時間を割いておきたい。更には友人との時間も作ることを考えると、睡眠時間を削るのが一番の手かなぁとも思うが、寝るのは趣味の一つだからかなわない。
 就職活動なんて言葉はワナビには凶器である。

 4.
 観たもの。

夏色キセキ』8話
 ほんと手堅いつくりだよなぁ。
 これサキが三宅島行かないようにお石様にお願いする、ってのが一番綺麗な終わり方で、次点で「お石様に頼らずに巣立つ仲間を見送る」というくらいかなと思ってたんだけど、わざわざ引っ越し先を描写するってことはなんかもう一段意外な展開があるような気がした。

シャイニング・ハーツ』8話
 あの泥棒、猫女だったんかーい。あのかけあいいいですね。ちょっとリックの「なんでも知ってる泥棒は〜」発言、攻撃的でちとムカついたけど。
 窯も治ったことですし、次回からはまたひたすらパンを焼く話になるんですよね!

特命戦隊ゴーバスターズ』14話
 二話構成の回だったんだけど、伏線の活かし方がかなり良い。特に二度以上戦う怪人ってだいたい弱点がわかっちゃってるから弱いと相場が決まってるんだけど、そこを逆手にとるとは。
 次回は新加入メンバーが活躍するとかで、かなりいい。バディロイドのデザインはニック以外ちょっとふざけすぎてる感じがしてどうかなと思ってたけど、四体目はかなりいいですね。戦闘にも参加するのかな。連携して戦うところが早く見たい。

機動戦士ガンダムAGE』33話
 キオ編に入ってからかなり化けた感あるな。やっぱり、アセム編まではプロットに対する尺的に問題があっただけなんじゃないかという。展開が早すぎてよくわからんくなるよりは尺が長すぎてちょっとダレる回があるぐらいのほうが好みなので、この調子で最後までやって欲しいが……
 それにしてもアセム編はまあいいとして、キオ編、あれじゃあフリットが主人公だよなぁ。前回と今回なんて伏線回みたいなもんだったんだから、スパイなんかじゃなく戦場のホームズやディケの孫ともっと絡ませてやって欲しかった。

AKB0048』5話
 日常回が二話連続で来るだと……? 完全に伏線回であんまおもんなかった。2クールもあるんだからそういうこともあるだろう。
 秋元御大の話ちょっと触れてましたね。このあとずっと引っ張って正体明かすみたいな感じになったら萎えるけど、どうするんだろう。ここにきて不安要素が萌してしまった。

氷菓』6話
 あの大時代的なせりふ回し、わざとらしいモノローグなんかが気にならないの、声優さんの実力だなーと。思ったりする。これでこんなに面白いんだから、もう原作読んだら鼻血吹きだすぐらい面白いんじゃねーのって気がする。『インシテミル』がイマイチだったから米澤穂信作品あんま読む気しなかったけど、ちょっと認識が変わりつつある。
 小市民シリーズも積んでるし、時間があいたら読んでみよう。(常套句)

黄昏乙女×アムネジア』8話
 異種間恋愛による夕子さんと貞一くんの距離感。人魚姫の頃からある古典的なテーマなんですけれど、やはりそこを詰めてくるところは盛り上がりますな。ただ、夕子さんがしそうになったらあっさり小此木さんに鼻の下伸ばしてる貞一に感情移入ができなくなっちゃった。桐江さんはばっさり袖にしてたのに。それで結局、桐江さんの言葉で自分の気持ちに気づくというのは、ちょっとアホっぽすぎる気がしちゃって。もっと貞一くんは聡い子だと思ってたから。
 てかこれ、小此木さんより桐江さんのほうが可愛そうじゃないっすかぁー! 小此木さんはまだ希望がある感じだけど桐江さんは夕子さんのことわかっちゃってるから、最初から報われない恋であることを知っちゃってて、だから小此木さんみたいに能天気にアプローチできないけれどでも的な甘酸っぱい感じがたまらないじゃないですかぁー! ぐわー!

ゆるめいつ 3でぃ』9話
 季節感ねぇなぁ。

這いよれ!ニャル子さん』8話
 真尋さんうらやましい。
 しかしここぞとばかりにパロネタ仕込んできたなぁ。そのためにああいう設定の話用意したみたいな感じ。パロネタではビタイチ笑わなかったけど、いままでで一番良い回だったかも知れない。ラストのニャル子さんちょうかわいかったしね。

『ATARU』7話
 今回も大変面白うございました。
 毎回定番のネタ的にやっていた「犯人は……!」の台詞、飽きてきたことろで物語の重要な意味が、というやり口、詩的にステキ。
 警察の見落としにより捨て山とされた未解決事件を掘り返す、というそれまで提示されていたコンセプトを、ああいうかたちでひっくり返したというのは面白い。だけど、どうせ澤さんたちが捜査するのわかってるんだから最初から事件の詳細教えといてあげてもよかった気もする。一応、不祥事の隠蔽という動機付けはあったのだけれど、ATARUの推理力わかってるんだからなぁ、というのは思った。いやまあ、贅沢な難癖という自覚はある。
 これ、米大使館との対決みたいな展開になるのかなと思ったけど雲ゆきが違ってきたな。ATARUを狙う第三組織が出てきて協力して、みたいな感じかな。正直、第一話観た段階でここまで楽しいドラマとは思わなかった。毎週楽しみ。

鍵のかかった部屋』7話
 うん、まあ普通な回だった。

 理屈をこねるようなことを言うと、いい加減「超常現象か、科学で解明できる錯覚か」なんて二元論はやめたほうがいいと思う。
 以前放送していて、ぼくは一話で切ってしまったんだけど『O-PARTS』というスペシャルドラマがあって、そこでも似たような命題があった。「不思議なことでも全部科学で解明できるから超能力なんて存在しない」という酷い台詞。そもそも超能力は魔術とかでなく進化の過程で獲得する能力という解釈のほうがよくあるパターンで、科学信仰キャラ出すくせに書いてる人間が科学ってものをよくわかってねーんだろうなーというのが丸わかりですごいげんなりした。
 てかあのドラマはビームで攻撃されて出血するっていう「そっちのほうが超能力より不思議だよ!」って言いたくなる演出を何の説明もなしに平気でやってる作品だったので、科学考証に難癖つけるのも野暮だなとは思うが。

 閑話休題
 幽霊のせいだ→狐火が死体のありかを明かす、という論調にもっていくというのは構わない。でもああいう大仰さでオープニングを演出しといた場合、どっちでもないほうに行くのが正道だと思うんだけど、狐火は科学で解明できる錯覚と言ってしまっていい程度の現象だと思う。自然現象の明かりを霊魂と思うというのは、たとえば風の音を獣の唸り声と錯覚するようなもの。つまりは芹沢さんの意見に寄ってるわけだ。
 どっちでもない方に行くことを敢えてしない方法があるのも理解している。だけどそういうのは、どっちでもない方向にやる以上に面白い成果が期待できる場合にするものであって、ぼくは必要性を感じなかった。

 話もごく普通で狐火トリックも特に目新しくなかったし、なんかもやもやした回だった。

ヨルムンガンド』8話
 ああーすごいいい回だった。政治的な話でここまで面白くするってすごいや。交渉による心理戦はキャラクタの利害と妥協点とを設定しつつ、すぐそこにいかないように、互いの出し合う情報ごとにラウンドを整理していかないといかんから、作るのって難しいのですよ。それを鮮やかにやってのける。素晴らしい。
 切れ間に入るドンパチがぶっ飛びそうなほどかっこいいから緩急もついてるしね。いや、ドンパチってほどじゃなくほとんど一方的な制圧だったけどw

ZETMAN』8話
 えっ、歯列矯正女とジンがくっつくの? なんで?

世にも奇妙な物語 2012年春の特別編』
 録画したまま一カ月くらい放置してたのを。今回は微妙なの多かったな。

・スウィート・メモリー
 凄いどうでもいい話。どんでん返しがあるわけでもなく、序盤で提示された主人公の主観を中盤からただ淡々と否定してくだけ。
「えっ、これで終わり?」と思ってしまった。

・7歳になったら
 余にも奇妙な物語らしい作品だと思う。面白かった。
 ○歳の誕生日になるとなにかが……っていうのはホラーでは割合見る構造。
 あの伏線の活かし方凄いなぁ。夢オチからのどんでん返しっていうスタンダードなかたちなんだけど、あの伏線の貼り方いいなぁ。あれ、クラスの男の子が名前忘れてるのって、バスで寝過ごす前なんですよね。つまりは実在するというのが示唆されてる。あれ施設から出てくるトラックの描写だけじゃ、実在するのかぼかしてるのかわかんないと思うんだけど、クラスの子のシーンをバスの前に入れることで夢オチの後のオチが効いてくる。よくできてますよね。

・家族(仮)
 割合可笑しかった。
 しかしなぁ、あの最後の二者択一、男の選択によって一般的な幸福の象徴と捉えられている(んだと思う)裕福で妻子のある生活という既成概念を打ち崩すユーモアとアイロニーが、方法論としてはともかくこの作品のやり方はいまいち好みじゃないんだよなー。
 っていうのも、ラストの「このドレスないわー」は、笑えはするんだけどやりすぎ感がしちゃって。シリアス→ユーモアともってきたんだから、最後はたとえば「パパ、短い間だけど楽しかった!」って言われて男が後悔する、くらいのシリアスに落としたほうがよかった。

・試着室
 こういう話ってあまり好きでなくて。

・ワタ毛男
 これが一番良かった。「口裂け女は政府による噂がどう伝播するかの実験」という都市伝説をモチーフにしてるんだと思うんだけど、その使い方がめちゃくちゃ上手い。幻想小説的なオチにつなげていって、ラストをああいう演出にするのも作品の世界観を常に保ちながら進行していて圧巻。

仮面ライダーBLACK』5話
 迷路を走る……?
 お祈りの時間に村人が去っていくシーン、ニコ動のコメントでも指摘されてたけど『バイオハザード4』に似た部分っがありますね。なんか有名なホラー映画でそういうシーンがあるのか、でもなかったらほんとに『バイオ4』はこっからとったのかw

仮面ライダー響鬼』11話
 前回観たときも思ったけどだいぶ話忘れてるなぁ。