みたもの
『ポップチェイサー』
セックスと爆発だらけのアニメだった。
西部劇風の世界にセーラー服サロンという頭イカれた展開でどういう作品かだいたい理解できて、そのあとすぐのレズファックシーンの気合の入りようにのけぞる。
終盤、装脚戦車? の中で男女の濡れ場もあったわけなのですが、行為中に戦闘が始まって挿入状態のまま戦闘。今時エロ漫画でもなかなかお目にかかれないおバカ展開はすごい良かったですね。
エンディングでザックが味方みたいな感じで描かれてるのがじわじわ来た。
さらに、作画に……庵野秀明……ほかにもウィキペで見たら、スタッフがやたら豪華なことで有名な作品だったようで。
元祖エロアニメのシリーズということで見る前はかなりキナ臭いものを感じてたけど、くりいむレモンシリーズ、ほかのも見てみたくなった。
『ヴィナス戦記』
むっちゃおもろかったです。
原作とはだいぶ展開が変わっていて、原作のほうではヒロがスカウトされてすぐ軍に志願するんですが、こちらでは最後まで戦争という行為に懐疑的になっている。途中までの展開は後発のこちらのほうがすごい良かったですね。
特に軍に編入される前、レース場で戦車を倒すシーンの凄まじさときたら。たまらん。
しかし、俺はどちらかというと原作版の「雨はもう上がった」って台詞が大好きで、ミランダの死といった運命に翻弄されていく図が好みだったんですが、とはいえまあこちらの大団円、って感じの終わり方も、映像作品としてとても良かったと思います。さすが脚本を安彦良和と笹本祐一のタッグが担当してるだけのことはある。
そして。作画も凄まじかった。漫画の状態ですら、今にも動き出しそうなあの安彦良和の絵が実際に動いている。これは感動ものですわ。安彦良和本人が監督しているのでさもありなん、という具合ではありますが、いやあマジで一瞬たりとも目が話せなかった。
やっぱ最近のCGも悪くないけど、この時代のセルのほうが俺の好みではある。
挿入歌、かっこよかったからサントラ欲しいんだけど割高なんだよなー、どっかでレンタルしてないかね。
『OZ』
樹なつみ作品の映像化。原作は未読なんですが、はしょられてるシーンがかなりあるようで、どおりでかなり展開がはやくて総集編っぽい感じに。
とはいえ、世界観が好みっぽかったしちょうど友人にも勧められてたので、古本屋で見かけたら買ってこようかな。