ラッキーセブンの正月特番感想。

 ラッキーセブンの正月特番面白かった。

 いや、話にはいろいろね、特に終盤に無理のあるところはちょいちょいあったんだけど。七人をしっかり役割分担させた上で作られた展開だとか、みづきのキャラクタ性と終盤の詰めでの物語への絡み方なんかは本当にすごい良かった。
 みづきのキャラ本当にいいですね。駿太郎が熱をあげちゃうんだけど、みづきのほうはビタイチどうとも思ってないところがすごいいい。

 若干けちをつけるとするならば、駿太郎がみづきに一方的に狂っちゃうくらいのほうが良かった。みづきのせいで行動の一貫性が揺らぐような描写が欲しかったというかね。終始理路整然としてたところは駿太郎の心の強さみたいなものなのだろうけれど、俺はむしろ弱さというか人間臭いところが見たかったですね。
 とはいえ人間臭さ、という点だけで言えば、新田や他のメンバーとのかけあいや、湧永さんが自殺未遂するシーンでの狼狽から天野を騙そうと決意する部分までで十分見られたから、まあこの辺は贅沢な容貌って感じだけど。

 テレビシリーズの二期やらないかなー。去年一番よかったドラマだわ、マジで。